米テネシー州のハンティンドンで、動物虐待を取り締まる警察「Animal Rescue Corps(ARC)」によって、22匹の犬が保護されました。
22匹の犬たちは、一様に脱水症状や寄生虫による脱毛を持ち、死を待つだけの状態となって檻に閉じ込められていたのです。
彼らの所有者である夫婦は、動物虐待の罪で逮捕されました。
助けられたうちの一匹・ピットブル犬。
本来は攻撃的な性格で、闘犬としても高い評価を得ていた犬種ですが、まるで死を悟るような表情をしています。
そして、こちらが助け出された後の様子。
にっこりと笑っているような、安堵の表情が胸を打ちます。
ほかにも、不安そうな表情でこちらを見つめている犬が…
ARCの方に助け出され、ホッと一安心。
ARC創設者であり、代表のスコットランド・ヘイズリーさんは、「彼らは自分たちの身に何が起こっているのか分かったんだわ」と話します。
強いストレスから解放され、その喜びを表情や全身で表す犬たち。
今回助けられた22匹の犬たちは、ARCの施設にて適切なケアを受けています。
その後は保護団体などによって、彼らを大事にしてくれると判断されたご家庭に、もらわれていくことになるのだとか。
(参照 thedodo.com)
「どんな犬でも幸せに生きる権利がある」。
家族の一員として、愛情をもって彼らを受け入れてくれるお家が、すぐに見つかるといいですね!