2014年6月、アメリカ・テキサス州の野生動物保護団体に、アフリカンライオンのランバートが保護されました。
映画「ライオン・キング」を観た2歳と3歳の子どもに「シンバが欲しい」とせまがれた両親が、違法にランバートを購入。そしてすぐに捨てられたのです。
人の元で生まれたランバートは慣れすぎているせいで野生には返せず、同施設に保護されることになりました。
施設に足を踏み入れたランバートは、初めは新しい環境に興味津々で興奮していましたが、次第に不安がって震えるように。
そんなランバートに安心してもらえるよう、施設の方たちが与えたのが「ブランケット」でした。
実はこのランバート、幼い頃にはよく一家のおじいさんと一緒のベッドで寝ていたのです。
そのことを知っていた施設の創始者・Vicky Keaheyさんが、ランバートを安心させるために、同じような環境にしてあげたらどうか…と考えた結果が、このブランケットでした。
するとランバートは、Keaheyさんが部屋の隅っこに置いたブランケットの上に丸まり、すぐにすやすやと眠りについたのです!
それ以来、大きくなってもブランケットは大のお気に入り。
大事そうに持ち歩く姿も!
まるで猫のようにさまざまな表情を見せてくれるランバート。
ブランケットの近くでは、こんなに優しい表情に!
3月22日の誕生日プレゼントは、ゴミ箱2個(壊して遊ぶため)、紙のかたまり(ちぎって遊ぶため)、ホイップクリームを少し、そしてもちろん、大好きなブランケットでした。
私たち人間も、ブランケットに包まれると、温かくて癒されて、ずっと入っていたい気持ちになるもの。1匹で不安だったランバートも、そんな風に安心できたのかもしれませんね。
こうした野生動物を無責任に売り買いする人は許せません。ですが、いまはとりあえず、安心して毎日を過ごすことができるようになったランバートの姿に、ホッとします。