米テキサス州フォートワースで脳の疾患を抱えながら生きるグレン・シャルマンさん。あるとき、もう1度猫と一緒に過ごす毎日を送りたいと思い、とあるシェルターを訪れました。
[ada]
そこで出会ったのは、ケージの中で飛び跳ねたり、ミャーミャーと元気良く鳴く1匹の黒猫。
その猫は、亡くなる間際だった女性から、生後8週間のときに保護されたのだといいます。
外に出してもらうと、シャルマンさんの膝の上でくつろいだだけでなく、額にキスまでしてくれました。
「この子をうちの子にしたい!」
そのまま子猫を引き取ることを決めたシャルマンさんは、さっそく自宅に連れて帰りました。
共同生活1日目。小さな発作に襲われたシャルマンさん。
するとブレイクは、「大丈夫だよ」と言わんばかりに腕をトントンと叩いてくれました。
そして3日目、寝ていたシャルマンさんを、滅多に起きることのない本格的な発作が襲いました!
近くで寝ていたブレイクは・・・
なんと、シャルマンさん足の指を必死に噛んで、起こしてくれたのです!
誰に教えられたわけでもなく、自然とそのような行動を取ったブレイク。発作を止めてくれるサービスドッグが訓練で得るような感覚を、最初から持ちあわせているのかもしれません。
噛んでくれなければ2度と目覚めることがなかったかもしれないと語るシャルマンさん。
「きっとこの子は神様から使わされた天使なんだよ。こうなる運命だったんだ。」
(参照 lovemeow.com)
一目見てお互いを気に入り、連れて帰って数日で命を助けてくれたとなると、運命を感じずにはいられません。とても羨ましい出会いですね。
2人の絆は、これからより一層深まっていくことでしょう。