「歯科医2年目のとき、担当していた患者さんが……」
そんな書き出しから、あざらし(@puccinpurinnn)さんは以下のような呟きを投稿しました。
歯科医2年目のとき、担当していた患者さんが「痛みがある」と来院
根管治療中の歯は、無麻酔で根尖まで触っても痛みがなかった
Pt糖尿病の既往あり。痛みは急に痛くなったり落ち着いたりする。色々話した末に、国家試験の記憶新しい私は『これは労作性の放散痛?』と疑い「心臓が原因かも」と伝えた↓— あざらし (@puccinpurinnn) March 11, 2024
なるべく早くかかりつけ内科に行くよう説明。
その2日後、患者さんは家で倒れ救急車で運ばれた。救急車内で「心臓が原因かも」と伝えたらしい。「おかげで命が助かった。医師もその歯医者さんすごいと言ってた」と後日電話がかかってきた。
知識が人を救うってこういうことか、と思った一例だった↓— あざらし (@puccinpurinnn) March 11, 2024
今思えば、すぐに紹介するのが最善策だったのかもしれない。
でも心電図をとれるわけでもなく、自信がなかったし、そのとき勤めていた医院で院長に聞いても「えっ?そんなの投薬して終わりでいいでしょ」って言われて、当時の私には判断ができなかった。
一生忘れない経験だった。— あざらし (@puccinpurinnn) March 11, 2024
そんなことがΣ( °◇° )
歯科医師の鑑
国家試験で得た知識を現場で活かし、患者の命を救ったとは素晴らしいです。
凄い!そして循環器医としてお礼申し上げます。患者さんの心にもしかして心臓かもと言う疑念があるだけで、数分の節約になった可能性があり、心筋梗塞においては、その数分は充分に命を救い得る数分だった可能性があるのです。改めて有難うございます。
— 悪ラッコ (@waru_rakko) March 11, 2024
多面的に診察してくれるかかりつけ医の存在の有難さを実感するお話でした。
関連:急患の受け入れに応じたものの、1時間経っても到着しないので…
みんなの反応
●歯医者で「こないだ奥歯を処置した側の耳が調子悪い」と文句言ったら、どんなふうに?いつから?今は?と質問。答えると「突発性難聴だ。今すぐ耳鼻科へ行かないと後遺症になる。〇〇が一番近い」と言われ助かった。歯科医師の他領域疾患の察知能力はマジ凄い
●一昨年の秋口に患者として来ていた皮膚科で手指末梢の鬱血から心筋梗塞疑いを見抜いてくれた女医さん。多分一生頭上がらないくらいの恩人
●視野の広さって本当に大事
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