異動のタイミングで不妊治療を打ち明け、解雇された女性が…

「ちょっと聞いてほしい」

そんな書き出しから、こまり💐1人目妊活(@komarixxxx)さんは以下のような呟きを投稿しました。

ちょっと聞いてほしい。無遅刻無欠席の出勤と妊活を必死で両立していた今年の2月。異動のタイミングで不妊治療を打ち明けたところ両立が厳しいと会社に判断され、異動取り消しどころか会社自体クビになった。とても悔しかった。いい大人だけど号泣した。仕事帰りの夫のスーツを涙でビシャビシャにした

— こまり💐1人目妊活 (@komarixxxx) April 16, 2024

けれどこれで私の心に火がついた。不妊治療と仕事の両立が一般的に厳しいと言われるのなら、難しく無い環境を自分でつくればいいと思った。学歴も資格も無かったけど、フルリモートでフレキシブルに働ける正社員を目指した。あえて正社員にこだわった。両立できることを証明したかったから。

— こまり💐1人目妊活 (@komarixxxx) April 16, 2024

フルリモートでフレキシブルに働ける正社員の求人倍率はえぐかった。120人に1人に選ばれるために、企業のことはもちろん社長のことも調べて社長の著書やその業界の本を読んだ。業界経験者の求人だったけれど、私は未経験。ほんの少しだけカスッたことがある似通った業務を全面にアピールした。

— こまり💐1人目妊活 (@komarixxxx) April 16, 2024

選考には実務試験もあって、業界未経験の私は独学で調べてつくりあげるしかなかった。けれど楽しかった。本を読んで社長の考え方が好きになり、実務試験を通してこの業界の仕事が好きだと気付いた時、この会社が第一志望すぎて辛かった。これが落ちたら私は一体どうなってしまうんだろうと不安だった。

— こまり💐1人目妊活 (@komarixxxx) April 16, 2024

奇跡的に採用された。家の中で恥ずかしいくらいのガッツポーズをしたし、信じられなくてちょっと叫んだ。そして今日は初めて平日のAIHを受ける日だった。診察に10分、薬の受け取りで10分、家からの移動で往復20分。待ち時間は全て仕事することで、なんと休憩時間の規定である1時間以内に全て収まった。

— こまり💐1人目妊活 (@komarixxxx) April 16, 2024

平日だからこそ空いていた環境が後押ししてくれたと思う。ちなみに夫は転勤族だ。フルリモートじゃないと、わたしは都度転職しなければならない。私は不妊だ。フレキシブルに働けないと両立は難しい。キャリアも妊娠も絶対諦めたくなかった結果が、こうやって実現できて本当に嬉しかったという話です。

— こまり💐1人目妊活 (@komarixxxx) April 16, 2024

あのときクビにしてくれた会社には、結果的に感謝している。突き落としてくれてありがとう。いくべき道に導いてくれてありがとう。結果論だけれど、何かをやり遂げられた経験はこれまでの私の中で少なかったから、これまでの人生で1番に入る喜びだ。
次のフェーズはキャリア構築と妊娠。
頑張ります！

— こまり💐1人目妊活 (@komarixxxx) April 16, 2024

そんなことがΣ(ﾟДﾟ)

女性ならではの壁

なお、引用リポストにはこんなコメントも。

訴えたら勝てるやつでは？と思ったけど、5年だから無期雇用転換を断られたということかな…？

私のチームの女の子たちも、数年後にはこの30歳前後・女性・無期転換のケース当たるんだよなぁ。

どう対応するのがいいのかほんとに正解教えてほしい。 https://t.co/6sjcioPeW8

— まき 4y🐰+🥚 (@maki_1789) April 16, 2024

全ての働く女性が不妊治療と仕事を両立できるような体制づくりを行ってほしいですね。

関連：「退職の話が出るかも」と不安な気持ちで上司に妊娠を報告したら

みんなの反応

考えさせられるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。