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親に捨てられたカワウソの新しい家族はハイエナやライオン 7枚

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南アフリカ共和国の温泉都市ベラベラにある自然動物公園にて、管理人のアンネル・ストライドムさんと一緒に暮らすカワウソのモーゼス。

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モーゼスは16ヶ月前に、親に捨てられていたところを警察官に発見されました。この公園にやって来た当時の体重は400グラムほどしかなく、アンネルさんは親代わりとなって3時間おきにミルクを与え、大切に育てました。

しかし、本来野生動物であるカワウソを育てることには、予想外の困難もありました。あるときモーゼスをダムで泳がせてみると、カワウソは生まれつき泳げるものという予想と反して、モーゼスは溺れてしまったのです。

調べてみると、カワウソは母親から泳ぎを教わって初めて、泳げるようになるとのことでした。

そこでアンネルさんは、モーゼスに毎日浅いプールで4時間泳ぎの練習をさせました。そして、深いプールでも泳げるようになると、次はダムに挑戦。こうしてモーゼスは、水を怖がること無く、自由に泳ぎまわることができるようになったのです。

 
そんなモーゼスの日常は、たくさんの動物たちに囲まれています。

モーゼスは、毎朝7時の公園中の動物たちの世話や掃除、夕方4時のご飯の準備に必ずついて行くのです。
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何倍もの体格差があるライオンにも恐れることなくあいさつ! まだライオンが子どものころには、モーゼスが遊び相手をしていました。
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どうやら自分のことを、ライオンやハイエナたちの一員だと思っているようです。
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大きさがそこまで変わらないハイエナたちとは特に仲が良く…
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こんな風に、じゃれ合って遊びます。
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▼お時間のある人は動画もどうぞ。モーゼスが赤ちゃんのころの様子や、泳ぎの練習をする様子。動物たちと仲良く接する様子が収められています。

 
アンネルさんや野生動物たちと仲良くしているモーゼスですが、園内では自由にさせてもらっており、出て行きたいときには、いつでも自分から出られるようになっています。

アンネルさんは、モーゼスは近い将来野生に帰ると信じており、自分の仲間を見つけて幸せになって欲しいと願っているそうです。

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