Y. Furusawa 古沢嘉通 (@frswy)さんが投稿した、ある編集者とのやり取りに注目が集まっています。
印税率のことになると、編集者は一様に口が重くなる。8%から7%に下がったとき、「申し訳ないけど、取引のある翻訳家全員にこの条件でお願いすることになった」と言われ、「8%から7%というのは、12.5%収入が減るということですよ。あなたの給料、それだけ下がることを想像してみて下さい」と言ったら
— Y. Furusawa 古沢嘉通 (@frswy) June 18, 2023
黙っていらっしゃったな。雇われた身の辛さは、わかるし、経営者や役員や経理が決めたんだろうけど、戦ってほしかったなあ。著作物の肝は、著者(訳者含む)でしょ。そこを搾取しちゃダメじゃないかな。
— Y. Furusawa 古沢嘉通 (@frswy) June 18, 2023
なるほど…。
死活問題
おっしゃる通り、作品を作り出す人がいなくなれば商売そのものが成り立たなくなってしまいます。
なんで1%刻みで変えてくるんだろう。
編集サイドの数字の重みへの理解が足りていない。
元が8%なら0.1%刻みで交渉するのが当たり前だと思う。— 赤緑 (@redgreen0709) June 18, 2023
書籍の売り上げが伸び悩んでいる昨今、どうにか支出を減らしたいという事情もわかりますが…
翻訳家や作家に対して正当な対価を支払うのを渋ることによって、出版業界の衰退を加速させる恐れもあるのではないでしょうか。
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みんなの反応
●物価は上がり印税は下がる。しかも、部数は減る
●翻訳ではなく創作だったら、「じゃ、取引終了で、今後は直接オンライン販売のみにしますので…」と言ってしまえるけど、翻訳は原作の版権抑えられてると何ともならんものな
●もう出版社抜きで海外の良い本を独自で権利とって翻訳してKindleなどで販売する時代なのかも
●外資の出版社が大々的に日本に乗り込んできたら、作家や漫画家が軒並み買収されて日本の出版社で本を出さなくなりそう
考えさせられるお話に、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。