「小学校で生理について教える時に…」
そんな書き出しから、産婦人科専門医の稲葉可奈子(@kana_in_a_bar)さんは、以下のような呟きを投稿しました。
小学校で生理について教える時に、
『生理がしんどかったら鎮痛剤のんでよいし、産婦人科に相談してもいいんやで』
って一言言ってもらうだけで、産婦人科へのハードルがだいぶさがる気がする。
生理のことくらいで受診したらあかんと思ってる人多いけど、全然そんなことないんです。
— 稲葉可奈子 (@kana_in_a_bar) May 24, 2021
なるほど…!
あらかじめ教えるべき
なお、こんなコメントも。
教科書には生理のしくみは書いてあっても、生理痛のことや心身に不調があるということはほぼ書かれていない。小学校も、中学高校でさえも。いまだに「薬はダメ」「生理痛は我慢するもの」「子どもが産婦人科行くなんて」という保護者の方は多い。学校の授業で伝えて、当たり前の知識になってほしい。 https://t.co/ebbgbSqbTb
— にじいろ🏳️🌈 (@beingiscare) May 25, 2021
小児科でも、小学生や中学生の患者さんから生理痛について相談を受ける場面がありますが、やはりとても本人から訴えづらいことが多く、もともと別のことで受診して、ついでに訴えてくれたということが多いです
しんどい場合には産婦人科の方にお繋ぎさせてもらいます https://t.co/Y6TlXCeKpm
— 🎗新潟大学小児科【公式】 (@Niigata_u_ped) May 24, 2021
生理痛に関する悩みを抱える子どもは決して少なくないようです。
抵抗なく産婦人科を受診してもらうため、学校の先生方が背中を押すような一言を加えられると素敵ですね。
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みんなの反応
●これ大事だと思う。大事な試験の前や仕事などのためにも、生理痛や生理周期のコントロールが可能なことを知っていた方が絶対得。我慢してもパフォーマンスが落ちるだけで、何もいいことないわ〜
●私は生理痛は市販の鎮痛剤と夢の世界に行くことでしか乗り越えることができないのだとばかり思っていて、選択肢に「婦人科」が一切ありませんでした。たまたまご職業が小学校の保健室の先生の方と知り合ったから婦人科勧めてもらったけど、ほんと、学校で教えてほしかった…
●学校で教えて欲しかった。私は母親が元々あまり薬飲む事をよく思ってない人だったから、「なるべく鎮痛剤は飲まない方が良い」「10代の頃は生理周期とか不安定なのは当たり前、大人になれば良くなる」みたいな認識だったから、産婦人科に行くことなど思いつかなかった。
頷くばかりのお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。