「子どものころ父親に…」
そんな書き出しから、PM(宮川 電卓)(@m_dentaku)さんは以下のようなツイートを投稿しました。
子どもの頃父親に「実はお前には妹がいる。理由は言えないがオーストラリアという国に住んでるんだ。大人になったら会いに行くといい」と言われ、会うのを楽しみにしていました。高校生になりバイトで貯金し居場所を尋ねると「そんな奴はいない」と言われました。
— PM(宮川 電卓) (@m_dentaku) March 26, 2023
ええ((((;゚Д゚))))
原動力
お父さんの作り話だったとは驚きです…。
『妹はいない』という事実を頭では理解したのですが、心はずっと渦を巻いていました。貯まりに貯まった貯金で高2、高3それぞれ2週間ずつオーストラリアへ1人で行きました。1回目はシドニー、2回目は首都のキャンベラへ乗り込みましたがなぜか妹はいませんでした。
— PM(宮川 電卓) (@m_dentaku) March 26, 2023
2回の旅で現地の高校生と仲良くなりシドニーでは高校の授業に連れて行ってもらったり、キャンベラでは生まれて初めてクラブに行きました。妹には会えませんでしたが、爆発的なコミュ力は妹に会いたい一心でこの時身につきました。父親には感謝しています。
— PM(宮川 電卓) (@m_dentaku) March 26, 2023
大学生になってからは妹のことをしばらく忘れていたのですが、三回生の前期が終わり卒業までの単位もほとんど取って時間ができるともう駄目でした。周りが進路を考え始めた頃、またバイトで100万円貯めてひょっとしてこっちかもとニュージーランドへ行き一年間妹を探しました。いませんでした。
— PM(宮川 電卓) (@m_dentaku) March 26, 2023
ずっと心の中に在り続けた妹に会いたい一心で、居場所とされていた外国まで行き現地で様々な場所を訪れた宮川さんの行動力に感服しました。
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みんなの反応
●お父さん、何してくれやがったんだ…
●この話が結果的に良かったのか悪かったのかは置いといて、よく意味のわからない嘘をつく親ってのはいるよなぁ。子どもは親が思うより小さい頃のことを覚えてるんよね
●なんか凄すぎた
考えさせられるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。