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ゴミの中のボロボロの捨て犬。保護されたお陰ですべてが良い方向へ

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動物保護を目的とした活動をしている”Hope for Paws”。この日はロサンゼルスの友人から、「ひどい状態の犬がいる」との連絡を受け、現場へと急ぎました。

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駆け付けた現場は、犬がいるとは思えないゴミ置き場。スタッフが懸命に奥のほうを探ってみると、何やらうごめくものを発見。
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そんな気配を察知してか、ゴミの中から1匹の犬がムクッと起き上がったのです。

汚れきって毛は伸び放題。焦点が合っていないようなボーっとした表情をしています。
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スタッフは、すぐにその”理由”に気が付いたのですが・・・

なんとその犬は、両方の目が見えていない状態だったのです。

真っ暗な世界で、不安と闘いながら生きてきた犬が、安全な場所として選んだのが、この誰も近づきたがらないゴミ置き場だったのです。

 
目が見えない犬のため、スタッフは手の匂いを嗅がせながら距離を縮めました。

しかし、真っ暗な視界のなかで急に近づいてきた存在に、とてつもない恐怖を感じたのでしょう。犬は抵抗することはなかったものの、その場で失禁し身動きが取れなくなってしまいました。
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そんな犬を優しくブランケットに包み込んで保護したスタッフたち。すぐさまこの不衛生な場所から連れ出してあげました。

 
そして、犬はフィオナと名付けられました。

汚れて伸びきった毛をカットしてあげると、驚愕するほど大量のノミが!
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すぐにシャンプーで汚れやノミを洗い落とし、清潔にしてあげました。

 
獣医によると、やはり両目は見えていない状態とのこと。しかし、片目は手術すれば見えるようになるかもしれないという希望の言葉もありました!

フィオナに残された小さな希望の光を捨ててしまってはならないと、もちろん手術を依頼することに。

そして無事手術を終えたフィオナは、長い間失っていた光のある世界に感動することとなったのです。
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さらに、この手術から数週間後には、新しい家族も見つかりました! きっと今頃は家族の愛に包まれながら、元気に暮らしていることでしょう。

▼ぜひ動画でもご覧ください。

不衛生で危険な場所から抜け出し、清潔な場所で安心して過ごすことができるようになったフィオナ。失っていた視力も取り戻させてもらい、元気に走り回れるようになって本当に良かったね。

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