米テキサス州のダラス。共同墓地の向かいの道路脇で、2匹の横たわった犬が発見されました。発見したのは近所に住んているジュリー・フェンネルさん。
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気になったフェンネルさんが近寄って様子を見てみると、片方の犬はすでに息絶えており、もう一方の犬が、まるで亡くなった犬を守るかのように側についていたというのです。
道路の血の跡から、車に轢かれたところを、もう1匹の犬が芝生のほうに連れてきたようでした。
この2匹が、野良犬として出会ったのか、元々はどこかの家で一緒に飼われていたのかは分かりません。
しかし、亡くなった後もずっと側についていてあげるだけの絆が、2匹の間にあったということはハッキリと分かります。
犬は、ダラスのアニマルレスキューによって保護され、72時間の一時保護ののち、グレートピレニーズの動物保護団体に移動する予定とのことです。
(参照 lifewithdogs.tv)
▼現地のニュースでも報道されました。保護された犬の映像があります(30秒辺りから)。
犬の同士の絆の深さを証明する出来事となりましたが、それが引き起こされた理由が交通事故だということが残念でなりません。
せめて保護された犬が、死んでしまった犬と同じくらいの深い絆を持つことができる飼い主さんに、巡り会えることを願います。