「書店特典のイラストは基本的に原稿料が出ない問題を解決するべく…」
そんな書き出しから、漫画家のヒロユキ (@burumakun)さんは以下のようなツイートを投稿しました。
書店特典のイラストは基本的に原稿料が出ない問題を解決するべく、そのイラストを色紙に描き、販売することで原稿料を発生させるという実験をやったので、その結果を報告します。
左が書店特典のイラストカード。
右が原画の色紙。 pic.twitter.com/Yib9xReSfO— ヒロユキ (@burumakun) September 25, 2022
販売はヤフオクのオークション形式でおこないました。
理由は適正価格が判断しにくく、安めに売ってしまうと先着争奪戦になり、転売目的の人に買われる可能性が高いからです。
適正価格を見極めるためにもオークション形式が適していると判断しました。
— ヒロユキ (@burumakun) September 25, 2022
結果としては。
今回書店特典のイラストカードは4種類用意し、
178000円
151000円
141000円
170000円
にて落札していただきました。 pic.twitter.com/Mb00P1p2In— ヒロユキ (@burumakun) September 25, 2022
購入された方もとても喜んでいただき、個人的にはとてもよかったと感じました。
もちろん同じ企画をコミックスが出る度に繰り返した場合、価格としては下がっていくことが予測されます。
とはいえ、それでも自分の原稿料を下回るとは思いにくいので、やるメリットは大きいと感じました。— ヒロユキ (@burumakun) September 25, 2022
すごい(๑0ω0๑)
本来の価値
高いお金を出してでも、好きな作者の生イラストを購入したいと考えるファンは多くいるようです。
これマジで良い
ちゃんと作者に還元されるし、ファンには手に入るし最高 https://t.co/jQ4HqR5OrJ— をちつ̊ (@BeatSua117) September 26, 2022
どの案件に対しても正当な原稿料が支払われるのが理想ではありますが…
今回のような販売スタイルを求める声も少なくないかもしれませんね(*^_^*)
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みんなの反応
●あれ、原稿料出なかったのか…。まじかよ…
●ヒロユキ先生、頭良いな。やっぱりギャグ漫画描ける人は基本頭良いというかひらめきがスゴいと思う
●好きなクリエイターに直接お布施する方法をクリエイター自ら作ってくれるのはマジでありがたい。が、出版社からしたらなんとかそこの収益も噛んでいきたいだろうな
●すごい試み!けれど、それが作者とファンのみんなのため!!になれば良い!(なっていてほしい!!)
興味深いお話に、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。