アメリカ、ワシントン州。犬の散歩中だった女性が道端で見つけたのは、何の変哲もない段ボール箱でした。
普段なら気にも留めないものの、愛犬がクンクンと匂いを嗅ぐ様子と直感から、放っておけなかったという女性は、段ボール箱を開けてみました。
そこに入っていたのは、ふわふわの小さな子猫!
ちょっと不安そうに、つぶらな瞳でコチラを見つめていました。
そして、箱の中をよく見ると、そこにはメッセージが。
そこには小さな子どもの筆跡で、こう書かれていたのです。
ママの彼氏が、この子のことをいじめるの。ちゃんと愛してもらえるところに行かせてあげたい。
発見者の女性によって、最終的にはシェルターで保護されることになった子猫。少し痩せてはいるものの、健康状態にに問題はありませんでした。
そして現在は、一時預かりの家庭のもと、他の子猫たちと一緒に楽しそうに遊んでいるそうです。
「はっきりしないことも多いけど、子猫を連れ出してくれた勇気のある子どもと、拾ってくれた女性には、感謝してもしきれないわ」シェルターのスタッフはそう語ります。
しかし当然のことながら、もう1つ気になるのは、メモを残してくれた子どものこと。
子猫をいじめていたという「ママの彼氏」によって、この子も被害を受けていないかについて、とても心配だというコメントも寄せられているようです。
残念ながら真相は分かりませんが、子猫を助けるために勇気を出して行動したこの子が、幸せに暮らしていることを祈るばかりです。
(参照 thedodo.com)