「これは言うべきかどうか悩んでいたのですが…」
そんな書き出しから、山野 弘樹@『独学の思考法』(講談社現代新書)出版予定(3月16日)(@Ricoeur1913)さんは以下のようなツイートを投稿しました。
これは言うべきかどうか悩んでいたのですが、この際なので言います。去年何人かの人に「VTuberというものを観ています」と話した時に、「え、無理かもw」「あー…そういうのなんですね」みたいな反応を割と露骨にする人たちがいました。しかもその人達は日頃「対話は大事だ」と主張する人達でした。
— 山野 弘樹@『独学の思考法』(講談社現代新書)出版予定(3月16日) (@Ricoeur1913) February 15, 2022
その場の空気感から明らかでしたが、あれは見事な偏見の現れ方だったと思います。
見た目がanime-like visualだから受け付けないのでしょうか? そして自分が理解できないものを楽しんでいるコミュニティが気持ち悪いのでしょうか?
日頃「差別は絶対に許せません」と活動する人達が、こういう場面では— 山野 弘樹@『独学の思考法』(講談社現代新書)出版予定(3月16日) (@Ricoeur1913) February 15, 2022
非常にナイーヴに(当人を目の前にしてなお!)偏見を露呈するという事実に、正直驚きを隠せませんでした。
VTuberの方への異常なまでの誹謗中傷や、近年始まったばかりの「VTuber文化」に対する強烈な無理解は、こうした「だって変じゃんw」といった差別的な姿勢に端を発しているのかもしれません。— 山野 弘樹@『独学の思考法』(講談社現代新書)出版予定(3月16日) (@Ricoeur1913) February 15, 2022
なるほど(゚Д゚;)
趣味嗜好は人それぞれ
山野さんはさらにこう続けます。
あまり引っ張りたくないのでこれで最後にしますが、
この投稿の論点は明白で、「会話している最中にいきなり偏見丸出しの反応されたら普通に嫌ですよね」というシンプルな話です。
しかも相手が普段から「偏見やめて相手の話をしっかり聴こうね」って主張する人達なら尚更そうですよね、という話です。— 山野 弘樹@『独学の思考法』(講談社現代新書)出版予定(3月16日) (@Ricoeur1913) February 19, 2022
おっしゃる通り、「対話をすべき」と言うならば相手の価値観を受け入れた上で発言していただきたいですね。
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みんなの反応
●合わない物があっても、それを好きな人の前で平気で傷つける人が居て悲しく感じます
●無理かもとか言う奴が無理なんだ
●「対話」の尺度も人によるんでしょうねぇ…。理想としては、どんな人や物事とも向きあって、あらゆる立場や心情を予想して、ひたすらに付き合える…のが望ましいんだけど。残念ながら我々はそんな超人ではないので、自身にとって望ましい交渉ができる者だけを「対話」の相手にしてしまいがち
頭を抱えるようなお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。