「こんなこと言ったらダメなのかも知れませんが…」
そんな書き出しから、小学校教員のエイ (@zikatu1)さんは以下のようなツイートを投稿しました。
こんなこと言ったらダメなのかも知れませんが、国家公務員に準じて教員の賞与も0.15ヶ月分減額っていうルールに納得できません。教員は公務員と違って訳わからん法律のせいで残業代でないし、休み時間すらないし、基本給だって全然違うのに。なぜそこだけ合わせるのか。これをいじめと認定してほしい。
— エイ (@zikatu1) December 3, 2021
たった0.15ヶ月のボーナス削減って聞くと少ないように感じるかもしれませんが、教員の場合平均年6万円の減額です。残業代も貰えず、学校の駐車場代も取られ、赤ペンすら経費で落ちなくて、それでも文句もいわずコロナやGIGAやら無理難題に対応してるのに6万減って、マジで教員舐めんな日本と思ってます
— エイ (@zikatu1) December 3, 2021
「組合で戦え」という声もありますが、組合でも戦ってるんです。私の友人は現場から何年も離れて組合の幹部で働いてます。毎日帰宅は10時を超え、家族には週末しか会えず、それでも誰かがやらねばと交渉を続けてくれてます。でも1mmよくなるかどうかって毎回嘆いてます。現場の声なんか届かんのです
— エイ (@zikatu1) December 5, 2021
なるほど…。
やりがい搾取
一般企業であれば、ブラック企業と揶揄されても否定できないのではないでしょうか。
教育に力を入れると言うのなら、教員の待遇や環境を整えるところから力を入れたほうが良いのかもしれない。
教える側に余裕が無かったら生徒のことを見れない。
デジタルでも工夫でも、何でも取り入れて楽にしなきゃ。力を入れるところはどこにするのか。考えていかなきゃ。 https://t.co/7KkUyd7mGH— 見習い魔法使い (@x8Jdjque6PdPc1Z) December 6, 2021
待遇がネックとなり教員職を志望する人が少なくなれば、教育の質を維持することはできません。
教員の労働環境を二の次にしてまで進めるべき議論であったのか、疑問が残りますね。
関連:教員が不要申請を忘れ、1学年分の給食が余分に作られた結果
みんなの反応
●本当にその通りだと思います。いじめです。間違いないです
●私も、先日0.15月分の金額をきちんと計算してみて青ざめました…。「辞めたいなぁ」と思う頻度が最近上がってきてしまっています
●ただでさえ公教育の予算が低いというのに、さらに公務員は都合よくスケープゴートのように給料さげられてしまう
●これだから教職辞めたんよ。見返りが少なすぎる。時間が取れなさすぎる。ストレス溜まりすぎる
考えさせられる呟きに、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。