米ユタ州に住んでいるゴールデンレトリバーのドゥードは、5歳という若さにして末期の骨肉腫(骨にできる癌)に苦しんでいます。
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ドゥードの病気が判明したとき、飼い主のキャシディ・ウィリアムズさんは、余命短いドゥードのために、何かとても特別なことをしてあげたいと考えました。
ちょうどそのとき、オレゴン州の海岸で結婚式をあげることになっていたウィリアムズさん。ユタ州から1度も出たことがないドゥードをオレゴン州に連れて行くことにしました。
その目的は2つ。1つ目は結婚式に出席してもらうこと。もう1つはドゥードに初めての海を見せてあげることでした。
ウィリアムズさんと家族は既に予約していた飛行機をキャンセルし、車でドゥードと一緒にオレゴン州までの旅を楽しみました。13時間の道のりを経てオレゴン州までやってきたドゥード。
ウィリアムズさんの結婚式では指輪を運ぶ役目を任されました。結果は大成功! 上手く大役を果たしてくれたそうです。
そして、ワン(人)生初めての海を堪能したドゥード。同時に最後の海だと分かっていたウィリアムズさん。ドゥードの楽しそうな姿をしっかりと目に焼き付けたことでしょう。
本当に幸せそうに走り回るドゥード。末期癌だなんて信じられません。
ずっと一緒のはずだった。子どもにも会わせたかった…。ウィリアムズさんは心の中でお別れをしました。
「バイバイ、優しいドゥード。犬の天国でも元気に遊びまわってね」
(参照 barkpost.com / dailymail.co.uk)
ウィリアムズさんが新婚旅行に行っている間に、ドゥードは家族と一緒にユタ州に帰りました。
新婚旅行から帰ってきたらドゥードに最後のお別れをするそうです。