六尺法師|本朝沙門日眼 (@6SYAKU_HOUSHI)さんが投稿した、事故物件のお祓い時のエピソードに注目が集まっています。
もう時効なのでお話しますが
数年前、人づてに都内の不動産屋さんが「うちで抱えてる事故物件のリストをお見せするので、一つずつお祓いして頂けないか」と連絡してきたのですが、不動産屋さんなりに事故物件になった経緯をランク付していて、上からSSR、SR、UR…と、ソシャゲのガチャ感丸出しのリス
— 六尺法師|本朝沙門日眼 (@6SYAKU_HOUSHI) July 10, 2021
トを提示してきました。
とりあえず拝見しランクを精査したところ、やはりSSRは自殺や心中が独占していて、生きた井戸の上に被せて一軒家を建てていたり、庭の砂利石に廃墓石を使っていたりする物件が、まさかのR判定で、まずはランク精査からやり直ししてもらいました。
担当は随分と驚いていまし
— 六尺法師|本朝沙門日眼 (@6SYAKU_HOUSHI) July 10, 2021
たが、皆さんにも覚えておいて頂きたいのは「見聞きした時のインパクトの大きさと、霊的※な事象の影響は必ずしも比例しない」という事です。
例えば「一家心中」と聞くと、当然世間を騒がす大問題ですが、経緯や理由はどうあれ、端的に「人が亡くなった」という事実だけをまず認識しなければいけませ
— 六尺法師|本朝沙門日眼 (@6SYAKU_HOUSHI) July 10, 2021
ん。
もちろん霊的な世界観で言えば経緯や理由にフォーカスしていく事になりますが、それはもっと後の話であって、触りの複雑さで言えば先に上げた井戸や廃墓石、塚、臍の緒etcの方が余程大問題なのです。
【注意】人の死<井戸などの諸問題、という事ではなく、依頼された私の役目としての視点です。— 六尺法師|本朝沙門日眼 (@6SYAKU_HOUSHI) July 10, 2021
そしてリストの整理を済ませ、実際に担当と一つずつ物件を回る事になったのですが、当日の朝担当さんが「これどうぞ!」と近場の神社の御守りを渡してきたのは、さすがに苦笑いしてしまいました。
更には「今日で何件行けますかねェ?!」とハイテンションで聞いてきたので「SSR〜URは日に一件、だから— 六尺法師|本朝沙門日眼 (@6SYAKU_HOUSHI) July 10, 2021
今日は一件で帰ります」と答えると「結構シビアっすね」と渋い顔をしていました。
全ての現場に事故物件と呼ばれる由縁があり、現場に行って初めてわかる事、資料では分からなかった事が必ずあるものです。
そういった不測の事態を考慮すると、日に2件も3件も捌こうとするのはリスク管理が出来ていな— 六尺法師|本朝沙門日眼 (@6SYAKU_HOUSHI) July 10, 2021
い素人の仕事だと思っています。
また、仮に「この後に2.3件ある」と思いながら勤めると、無意識に3件もこなす為のペースが生まれてしまいます。
生意気言う訳ではありませんが、一つ一つがそんなに甘い現場ではありません。
こちらも人間ですのでシンプルに心労が大きいのも実際のところです。— 六尺法師|本朝沙門日眼 (@6SYAKU_HOUSHI) July 10, 2021
とまぁ、やんややんやと申し述べましたが物件の詳細な情報などは書ける訳もありませんので、この辺でお開きにしておきます。
また機会があれば事故物件のお話をツラツラと書いていきたいと思います。
— 六尺法師|本朝沙門日眼 (@6SYAKU_HOUSHI) July 10, 2021
なるほど…(((;゚Д゚)))
一筋縄では行かない
各物件が抱える問題の大変さは、不動産屋の想像を遥かに超えていたのでしょう。
ザックリいうと井戸には井戸の神と水神がおられるので、生きている井戸に蓋をしてその上に人間が住むというのは、大変な不敬に当たります。
— 六尺法師|本朝沙門日眼 (@6SYAKU_HOUSHI) July 10, 2021
その道のプロでなくては判断や対処ができないということを、改めて感じさせられました(;´∀`)
関連:縁切寺に行って以来、危険な目に。その『理由』がまさかすぎた
みんなの反応
●ソシャゲに例えるな(笑)
●生き井戸塞ぎ…庭に廃墓石…えぇ………
●家庭不和が続いた実家ですが、庭に撒いた砂利+岩が、処刑場から持ってきた物と判明した過去を思い出しました
●お墓の中の人も何年も踏み台にされれば怒りを通り越してどす黒いものになってそうですもんね…
身震いするお話に、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。