アメリカ・ミシガン州のグランドラピッズという街で暮らしていたマット・ジョンソンさんと奥さんのジェシカさん。
[ada]
自動車のセールスマネージャーをしていたマットさんと、会計のスペシャリストとして働いていたジェシカさんは、キャリアを積み、家や車を買い、あとは子供を作るだけという 順風満帆な人生を送っていました。
■きっかけ
しかし2007年の夏の終わりごろ、ミシガン湖で岸に泊められていた小型ヨットを見ながら、ふと自分の夢について語り始めたマットさん。
どれだけ自分がボートで世界を周りたいと思っているか。
そして、「新しい物件を買うか、そのお金を使って小型ヨットを買うなら、君ならどうする?」と、ジェシカさんに尋ねたそうです。
その瞬間から、2人のその先の未来は大きく変わりました。2人の決断は海の上で過ごすことでした。
■旅の始まり
それから4年後、2011年の6月には家を売り、7月には仕事を辞め、車も売り、念願のクルージング人生をスタートさせたジョンソン夫婦。
■新しい仲間
そして翌年の2012年、2人の旅に猫のジョージアが加わりました。
猫が海の上で暮らすのはなかなか考えられないですが、ちゃんとその環境に適応することができているというジョージア。
むしろジョンソン夫婦よりも、船の上でしっかりバランスをとることができているそうです。
停泊中には、船のデッキでぼーっと魚を見ています。普通の猫なら水を嫌がりそうなものですが、時には海で泳ぐこともあるのだとか!
満足したら、はしごを上手く使って、ちゃんと舟に上がってくるのだそうです。
ジョンソン夫婦と同じくらいクルージングライフを楽しんでいますね(=ΦωΦ=)
■挑戦して良かった
海の上で暮らし始めてから、夫婦仲も良くなったという2人。何事も協力しなければ暮らしていけないので、ケンカすることもないと言います。
この生活を始める前は、毎日同じような日々の繰り返し。「特にためになることも楽しいこともせず、ぼっーとテレビの前で過ごすような週末ばかり。そんな自分たちでいたくなかったんだ」とマットさんは言います。
「自分のやりたいこと」を先送りしたまま今の生活を続けても、「本当にその時がくるかどうか」、「その時に、やりたかったことをやれるかどうか」は分かりません。
もし、何か強烈にやりたいと思っていることがある場合は、手遅れになる前に、2人のようにまずは行動してみるのもありかもしれませんね。