アメリカ・ニューヨーク在住のレニー・サウシーさん宅の近所で、ある日、家が一軒全焼するほどの大火事がありました。
※イメージ
それから3日後、レニーさんが、その焼け跡を通りかかると…
生後6週間ほどの子猫がか弱く鳴いているのを発見。
身動きさえできないほど、ひどく衰弱している様子です。
瀕死の子猫は、耳としっぽにやけどを負っていることが判明。
獣医さんから抗生剤や虫下し、痛み止めの薬を与えられた後、レニーさんは子猫を自宅に連れ帰り、つきっきりで看病しました。
子猫をエンバーと名付けたレニーさん。
焼け跡の庭から保護したときは一晩持つかどうか、というような衰弱ぶりでしたが、薬を与えてからは、奇跡的に容体が安定していったそうです。
ドライタイプのものも食べられたのですが、エンバーには水分を多く取ってもらいたくって。
レニーさんは、エンバーにできる限りのケアをしてあげようと考えていました。
そんな思いが通じたのでしょう。
すぐにエンバーは、おもちゃで遊びだします。
小さな体には、生きようとする力がみなぎっているようでした。
エンバーはよく寝て、ご飯もいっぱい食べられたんですから!
そして1か月が経つと、ふわふわの毛も復活し
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こんなに可愛らしい姿へと大変身!
さらに、変化したのは外見だけではありませんでした。
自分より大きい猫でも物怖じしないし、高いところや階段もへっちゃらみたいです。
ケガもすっかり良くなり、ヤンチャな性格も顔を出し始めたようです(笑)!
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おもちゃで遊ぶのも好きだし、食べることも大好き。
もうこの家では、エンバーが王様(笑)。
エンバーに振り回されっぱなしなんですが、みんなエンバーが大好きでしょうがないんです!
「ねぇ、遊んでよ」とレニーさんの注意を引くことも。
エンバーはそれだけ、強い子なんです。
大変な災難を乗り越えたエンバー。
レニーさんの愛情を体いっぱいに受けながら、これからも健やかな日々を送っていくことでしょう(*´▽`*)