いつもと変わらない、金曜日の朝の出来事でした。イギリスで修理屋として働くトーマス・マコーマックさん。愛犬のパディに「じゃあ行ってくるね」と伝えると、家の戸締りはもちろん、庭のロックもしっかり確認してから出発しました。
[ada]
それから、いつもの駅でいつもの電車に乗り込みます。
空いていた席に腰掛け、「ふう」っと一息ついたマコーマックさん。
しかし、次の瞬間、予想だにしていなかったことが起こります。
外の景色から、ふと隣の席に目をやると・・・、なんとそこに、家でお留守番しているはずの愛犬パディが、ぴょんと飛び乗ってきたのです!
驚きを隠せないマコーマックさんをよそに、「これからどこ行くの?」と言わんばかりの無邪気な表情を見せるパディ。
それにしても、今朝家をでるときは、庭の門までしっかり閉めてきたはず。「一体パディはどうやって外へ出てきたんだ…!?」
考えを巡らせるマコーマックさんの頭に、ここ最近の不思議な出来事が浮かび上がりました。マコーマックさんが帰宅すると、パディが庭ではなく門の前で待っていることが度々あったのです。
おかしいと思って近所で聞いてみると、なんとパディが垣根を越えようとしているところを見たという人が現れました。
そんなまさか!? あの高い垣根をジャンプで越えられるはずはないだろう…。
と思いかけて、マコーマックさんは気づきました。「トランポリンだ!」
なんとパディは、トランポリンを使って外へ飛び出していたのです。
▼コチラで再現VTRをお楽しみ頂けます。
きっと大好きなマコーマックさんと離れたくなくて、毎日脱出の練習を重ねていたのでしょう。そして、この金曜日に作戦は大成功。
マコーマックさんも朝から驚かされたものの、可愛いサプライズにニヤけてしまったに違いありません(*´ェ`*)