手話通訳士として働くシェルビー・ミチュソンさんがYouTubeにあげた動画が、オリジナルのミュージックビデオ並みに圧倒的だと話題になっています。
[ada]
音楽の手話通訳が趣味のシェルビーさんが通訳したのは、映画「8Mile」の主題歌でもあるエミネムの「Lose Yourself」。
私の下手な言葉で説明するよりも、まずは動画をご覧ください!(お時間のある人は、2回目に音を消して見ると、その表現力がさらに伝わってきます。)
始まりはイントロ部分での静かなピアノの旋律。1つ1つ丁寧にピアノの盤を押していく様子から、静けさが漂っていることが分かります。
曲が始まりだすと一気に変わるシェルビーさんの雰囲気。
鋭い目つきとテンポに合わせて小刻みに揺らす体から、一気にその世界観に引き込まれます。
そのときどきに見せる歌詞を表現した表情と動きは、まさに言葉1つ1つで相手に語りかける迫力のヒップホップそのもの。
曲を聴いていなくても、手話から曲そのものをイメージ出来てしまえるくらいの再現率です。
筆者は元々この歌が大好きなのですが、なぜでしょうか、涙が溢れてきました。
シェルビーさんの手話の持つ圧倒的な表現力に、打ちのめされてしまったようです(´;ω;`)