ある日、「生後10日の子猫を助けて欲しい」と連絡を受けた保護団体Wrenn Rescuesのアリッサさん。
他に引き取り手はなく、予断を許さない状況でしたが…
親切な女性が、片道2時間以上かけて彼らを連れてきてくれます。
残念ながら、発見時に母猫は逃げてしまったそう。
しかし、子猫たちが甲斐甲斐しくお世話されていたのは一目瞭然でした。
シェルターに来てしまえば、もう親子が再会することはほとんどありません。
だから、子猫を見つけた時には母猫が戻ってくるのを待つために、しばらくそのまま置いておく必要があるんです。
この子達も人の手で育てることになるのか、とメンバーたちは考えていましたが…
予想に反し、驚くべきことが起きます。
母の愛が起こした奇跡
なんと母猫が子猫を探しに、民家に戻って来たと言うのです。
すぐさま彼女を保護し、一家を再び引き合わせます。
初めのうちこそとても緊張し、キャリーから出ることすら嫌がっていましたが、アシュリーさんが子猫を近くへ持っていくと…
子猫たちの元へ行き、おっぱいをあげ始めました。
母猫は喉を鳴らしたり、前足でふみふみしたり、とても幸せそう。
こんなに心温まる光景は、見たことがありません。
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幸せいっぱい
子猫たちにとって、母猫がそばにいてくれるのは何よりの幸せ。
家族が再会できるよう最善を尽くしてくれた人々に、きっと猫の家族も感謝していることでしょう。
(参照:LoveMeow)