アメリカ・アリゾナ州。
とある女性が、ハンバーガーショップでドライブスルーを利用しようとしたところ、道端で鳴いている子猫を発見しました。
その日はひどい天候だったため、すぐに保護して家に連れ帰ります。
その後、SNSで助けを求めると…
いくつもの団体が協力して、引取先や輸送を手配してくれたそう。
子猫は地域の人々の協力を経て、保護団体Jin’s Bottle Babiesに運ばれました。
先輩と友達
ワッパーと名付けられた子猫の健康状態は、嵐の中にいたとは思えないほど良好だったと言います。
一人ぼっちになるのを嫌がり、ずっと鳴き続けていましたが…
その声を聞きつけた先輩猫・ナイトロが毛繕いを始め、母猫のようにお世話をし始めてくれました。
それがターニングポイントとなったのでしょう。
それ以来ワッパーは落ち着きを取り戻し、新しい生活を受け入れてくれたんです。
小さな子猫が大好きなナイトロも、同じく施設の保護プログラムを経験してきた身です。
いわば「師匠」の様な彼女の助けもあり、ワッパーは2日間で50グラムも体重が増え、歩く練習もし始めました。
預かりボランティアの元で出会った子猫・ポピーともすぐに意気投合。
親友が近くにいることで、彼は更に成長を遂げていきます。
幸せで、健康で、本当に可愛くて…
ずっと喉を鳴らしているんです。
関連:【子猫】 生後わずか1日の子猫を保護した女性。成長したら手放すつもりだったのに、いつのまにか大切な存在になっていて…
たくさんの人々の手を借りて…
やがて準備が整うと、生涯のお家へと旅立っていったワッパー。
一人ぼっちで助けを求めていた彼は、地域の人々の協力のおかげで命を繋ぎ、新しい家族を手に入れることができました。
これからもたくさんの幸せに包まれて育っていくことを心から願っています。
(参照:LoveMeow)