アメリカ・ロサンゼルスの保護団体Friends for Life Resucue Networkに運び込まれた、クイルという名の子猫。
生まれつき前足がねじれていた彼女は…
預かりボランティアのメンバーであるメルさんと夫のゼインさんに引き取られるなり、すぐに彼らへ甘えだしたそうです。
頑張り屋さん
それからクイルは、毎日数回のリハビリを小さな身体でたくましくこなしていきます。
成長中の骨がまっすぐ並んでくれるように、まず手首を保温パッドで温め、それからマッサージとストレッチで靭帯や腱を緩めるんです。
どんな挑戦が立ちはだかっても平然と立ち向かい、他の子猫との違いも全く気にしません。
おバカさんで好奇心旺盛で優しくて…パパが大好き。
パパはリハビリが終わると、ヒーローみたいにさっと彼女を抱き上げて、なでなでするんです。
もし誰かが近くを通れば、すぐに小さな鳴き声で気を引こうと励み…
ほとんどの時間を、パパの首元で過ごすのだとか。
とっても気持ちよさそうな寝顔が、たまらなくかわいいですね( *´艸`)
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新しい友達
そしてメルさんの元では、もう一つ素敵な出会いがありました。
保護猫としてメルさん夫妻に引き取られた過去を持つチェスターは、クイルがやってくるとまっすぐ歩み寄り…
まるで元から親友であったかのように、隣に座ったそう。
お互いに必要なものがわかっていたのか、彼らはすぐに強い絆で結ばれました。
素晴らしい仲間にも恵まれ、やがて美しい猫へと変貌を遂げたクイル。
障害に負けず前向きに生きる彼女には、きっと明るい未来が待ち受けていることでしょう。
(参照:LoveMeow)