ある日、ブルガリアで野良猫の保護活動をしているデイシーさんのもとに、1本の連絡が入りました。
聞けば、飼い主に捨てられて野良猫になってしまった猫が見つかったとのこと。
彼女はまだ、かつて住んでいたアパートの近所をうろうろしているといいます。
現場に到着したデイシーさんは、周辺を歩き回き…
駐車場で、それらしき野良猫を発見しました。
空腹のあまり
彼女をおびき寄せるために、キャットフードを与えてみたところ…
迷うことなく近づいてきて、ガツガツと食べ始めます。
おそらく、数日の間、なにも食べていなかったのでしょう。
デイシーさんが住む地域にはたくさんの野良猫が暮らしていますが…
厳しい環境のもと、生き延びる数はそれほど多くありません。
そこで、新しい飼い主が見つかるまで、里子として自宅で預かることにします。
前の飼い主に虐待されていたようですが、優しい彼女はまだ人間への信頼を失っておらず…
保護されたばかりにもかかわらず、すぐに新しい環境に馴染むことができました。
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幸せを掴んで
頭を掻いてあげると、嬉しそうにのどをゴロゴロと鳴らします。
ようやく開けた、明るい未来への道。
新しい一歩を踏み出した今、彼女へたくさんの幸せが訪れることを願っています。