カナダのモントリオールにて、生後約2ヵ月の子猫が保護されました。
ガリガリにやせ細った彼女は、かなりの恥ずかしがり屋で…
頭を垂れて、決して目を合わそうとはしません。
その後、子猫は動物病院で診断を受けてから、地元の動物レスキュー団体「Chatons Orphelins Montreal」に届けられました。
衰弱しきった子猫
施設スタッフは語ります。
わたしたちは、子猫をアンジーと名づけました。
全身をノミに覆われており、耳には耳ダニがびっしり。
彼女は栄養不良で体重の減少が激しく、脱水症になっていました。
加えて子猫は貧血状態で、細菌感染症にかかっていました。
里親のマリオンさんのもとに引き取られたものの、ほとんど食欲がなく、シリングでご飯を与えなければなりません。
それでも抗生物質を投与し、付きっきりでお世話をした結果…
徐々に回復の兆しを見せ始めます。
ご飯が終わると、タオルに包まれて、嬉しそうにのどをゴロゴロと鳴らしながら眠りにつくのだとか。
そして惜しみない努力と、愛情あふれるケアのおかげで…
アンジーはついに自分でご飯を食べることができるようになり、見違えるような変身を遂げました。
関連:【子猫】 寂しがり屋なのに、一人ぼっちで生きてきた子猫。そんな彼女に、面倒見の良い「先輩猫」を紹介してみたところ…?
元気いっぱいに
数週間が経ちすっかり元気を取り戻した彼女は、愛情深く、おしゃべりで抱っこが大好きな甘えん坊に。
シャイな子猫の面影は、もう何処にもありません!
もしも保護されていなかったら、生きながらえることはできなかったでしょう。
小さな命を守るために尽力する優しい人々へ、心からの拍手を送ります。
(参照:LoveMeow)