メキシコのとあるアニマルシェルターのFacebookページに、1匹の子犬に関する情報が投稿されました。
ピットブルの彼は、ぬいぐるみ、そして1通の手紙とともに箱の中に入れられ…
施設の玄関先に置き去りにされていたと言います。
少年の願い
手紙の差出人は、その子犬を置き去りにした12歳の少年でした。
僕の名前はアンドレス、12歳です。
お母さんと話しあって、このピットブルの子犬をあなたたちにお任せすることにしました。
このことはお父さんに内緒にしてください。
なぜなら、この子を売ろうとしているからです。
お父さんはいつも、この子を殴ったり蹴ったりしています。
1度かなり強く蹴られたせいで、尻尾を怪我してしまいました。
どうか彼を助けて、お世話してあげてください。
彼が僕のことを忘れないように、いっしょにぬいぐるみを置いていきます。
シェルターはアンドレス君の嘆願を受け入れ、この子犬を引き取り、ルネと名付けることに決めました。
そして動物病院で診察した結果、幸い尻尾の骨折も含め…
ルネの健康上の問題は、すべて改善する見通しがたったそうです。
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温かい声援
今回の情報が公開された結果、世界中からルネに対する資金援助や引き取りの申し出が届き…
それだけではなく、他の捨てられたり虐待を受けたりした動物たちも、何匹か引き取られていったのだとか。
酷い人間も、優しい人間も、同様に存在する社会。
彼らのように不幸な思いをする動物が、1匹でも多く減ることを祈るばかりです。
(参照:Bored Panda)