米カリフォルニア州のとある家の裏庭で発見された子猫・マカロニ。
彼は救助団体を経由して、里親のレイシーさんの元へと預けられますが…
内気な性格ゆえ、なかなか人間に心を開いてくれませんでした。
運命の出会い
のどを鳴らしてリラックスするようなこともなくて…
いつも独りぼっちでいようとする彼の姿を見ると、心が痛みました。
レイシーさん一家は協力して、マカロニが居心地よく過ごせるように手を尽くします。
しかし、どれほど寄り添おうとしても、彼は応えてくれません。
そこで、「もしかしたら猫の仲間が必要なのかもしれない」と考えたレイシーさんは…
マカロニを救助した団体に連絡を取り、子猫をもう1匹引き取ることは出来ないか、と相談します。
その子猫は、ゴミの中に埋もれてしまっていたところを、幸運にも業者の方に見つけてもらったと聞きました。
翌日、レイシーさんはマカロニを連れて、もう1匹の子猫を迎えに行きます。
そして顔を合わせるなり…2匹はあっという間に意気投合!
家に帰るまでの間、ずっと一緒に寄り添っているほどでした。
もう1匹の子猫は、深いオレンジ色の毛並みだったので…
なんとなく、チーズ、と名付けるのが自然なように感じました。
人の手によって救助されたという経験を持つ猫同士、心が通じ合ったのでしょうか。
年頃もだいたい同じくらいで、まさに双子の兄弟のように仲良しです。
以来、シャイなマカロニは目覚ましい変化を遂げました。
2匹そろって家の中を探検したり、お互いを追いかけまわって遊んでいますね。
チーズと出会うまでは、のどを鳴らすこともなく、抱っこされると嫌がって鳴いていた彼でしたが…
兄弟と出会ってからは、世界が180度変わったかのようです(*´艸`*)
小さな子猫だった彼の運命が、良い方向に変化したんだと思うと、涙が出そうになります。
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最高のコンビ
その後、彼らは幸運にも、同じ飼い主さんの元へと引き取られていきました。
その名前の通り、相性抜群のコンビとなったマカロニとチーズ。
これからもずっと一緒に、仲良く暮らしていってほしいものです。