ある日、ノラ猫の家族を目撃したリーニーさん。
車を停め外に出ようとすると…
母猫も子猫も散り散りになって逃げて行ってしまいました。
2時間ほど夫やご近所さんと子猫を集めようとしましたがダメでした。
そこで、母猫が子猫たちを見つけられなかった時のために、近所の家のポーチにご飯を入れた箱を置いておいたんです。
しかし数日後…
彼らはふと、1匹の子猫が毎晩戻ってきていることに気がつきます。
彼は兄弟の中でも一番小さな子猫でした。
できる限りのご飯をかき込むと、隠れ家である茂みの中に走って戻ってしまうんです。
母猫が子猫を呼ぶ動画を見せて呼び出そうとしても、彼は鳴いて答えるだけで、出てくることはありませんでした。
置き去りにされて…
その後、ようやく母猫が庭に戻ってくると、彼女がご飯を食べている間中付いて回り、鳴き続けていたそうです。
しかし、後を追っていこうとすると…
母猫は彼を威嚇して、そのまま置いて行ってしまいました。
このままでは、外の環境で生き延びることはできません。
放っておくことなど出来ず…リーニーさんたちは、罠を仕掛けて子猫を保護。
その後、半日くらいは威嚇したり怖がったりする様子を見せていましたが…
リーニーさんの夫が優しく撫でると、すぐに変化が現れました。
喉を鳴らし始めて、それ以来一緒にいる時はずっと膝の上にいるんです。
ずっと愛情に飢えていたのでしょう。
以来、子猫は驚くほどの甘えん坊に変貌を遂げました。
うちには他に2匹の猫と、犬、そしてウサギがいるので、少しずつ他の家族たちを紹介しています。
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なでなでされると…
始めは戸惑っていた彼も、徐々に心を開いてくれたそう。
ようやく、安心して過ごせる「居場所」を見つけることが出来たようですね。
これからも元気いっぱい育っていくことを、切に願ってやみません。