アメリカ・カロライナ州の保護施設Saint Frances Animal Centerにやってきた子猫のウィスカー。
彼は後ろ足に障害を持っていましたが、唯一介助が必要なのはトイレに行く時だけで…
前足で走り回ったり、犬のベッドを横取りしたり、まるで自分が他の猫と違うことに気がついていないかのように元気一杯でした。
彼は自分でおしっこができないので、1日に3-4回膀胱から出してあげなければなりません。
でも彼と暮らす喜びと比べたら、なんてことない作業です。
やがて、新しい家族の元へと旅立つ準備も完了。
しかし…
しばらく経っても、引き取りを申し出る人は現れません。
家族を探して
そんな時、彼の境遇を知った保護活動家のハンナさんが協力を申し出ます。
誰も引き取り手がないと知り、とても悲しくなりました。
彼女は、同じ問題を抱える猫の里親に申し出てくれた人の中から、ウィスカーにぴったりなパートナーを探すことに。
まもなく完璧な応募者が見つかって…
彼のことを伝えると、“イエス”と言ってくれたんです!
連絡を受けたニコールさんと夫は、その後、3時間半かけてウィスカーを迎えに行きました。
ワトソンという新しい名前をもらった彼は、新しい家に着くと元気いっぱいに遊びはじめ…
新しいおもちゃも、一緒に寝るほど気に入ってくれた様子です(*´艸`*)
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自分だけの家
その後、ニコールさんと共に毎日リハビリに励み、足の状態も少しずつ改善していったとのこと。
彼が懸命に歩こうとする姿は、家族に希望を与えています。
一人ぼっちで待ち続けたワトソンは、ようやく自分だけの家族を見つけることができました。
これからも愛情をたっぷり受けて、幸せに暮らしていってほしいですね。