オペラ歌手の谷本 雅 Miya Tanimoto (@miyat0111)さんが投稿した、ご自身のお母さんのエピソードに注目が集まっています
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私の母は人前で絶対に歌わないのですが、どうして?と聞いたら「本当は歌が好きだけど、中学校の時に音楽の先生に音痴だと言われて悲しかったから」と。母はもう還暦ですが、小さい頃に言われた言葉が今も消えずにずっと胸に刺さっているんだなあと悲しくなった。言葉は使い方にもよって凶器にもなる。
— 谷本 雅 Miya Tanimoto (@miyat0111) 2020年1月20日
「言葉は凶器にもなる」
本当に仰るとおりですね。
教育者の責任
どれほどの才能や情熱を持った方でも…
最初に触れる「たった一言」によって、夢を諦めてしまう可能性があります。
でも音楽自体はとっても好きな母なので、私にはピアノを始めリトミックやトロンボーン、サックス、琴、尺八などなど笑、様々な楽器を習わせてくれたし、触れさせてくれました。だから今私が歌を生業にしているのがとても嬉しいそうです☺️たまに実家で歌っていると一緒に口遊んでくれるのが嬉しい。
— 谷本 雅 Miya Tanimoto (@miyat0111) 2020年1月20日
最近お仕事で中学生に歌を教えているのですが、そんな自分にも刺さりました。言葉は人を喜ばせることも、傷付けることも出来る。自分は、自分の生徒たちにそんな思いをさせたくない!と強く思った😢上手く歌えなくても全く問題無いし、楽しんで音楽に触れることが一番価値のあることだと思います。
— 谷本 雅 Miya Tanimoto (@miyat0111) 2020年1月20日
誰かを評価し、自分の主観を伝えること。
その責任について、深く考えさせられるお話です。
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みんなの反応
●分かる!私も絵がとんでもなく下手なんだけど、それにトドメを刺したのが高校の美術の先生。「お前ほんと絵心ねぇなぁ」と。未だに絵を描くのは苦痛。私の場合は実際下手なんだけど、先生に言われるショックはデカイ!!
●このお話、本当に悲しい…。でも、「私、音痴だから」といって自分から歌わない人も結構見かけます。きっと傷ついた経験があるんだろうなぁと
●私は小学生の頃に音楽の先生に言われ人前で歌えなくなり、中学生以降、歌のテストは全部授業を避けていたら、中高の音楽の先生に昼休みに呼び出され、二人きりで音楽室で歌のテストをされ『あなたの声はキレイだから自信を持っていいのよ』と言われて救われた思い出。他人の一言は毒にも薬にもなる
胸がつまる一幕に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。