カナダ・ケベック州のシェルターで保護された、1匹の小さな黒猫。
心臓に疾患があることが判明したものの、施設内には治療を行うための十分な設備がありません。
とはいえ、小さな命をあきらめられるはずもなく…
スタッフは動物レスキュー団体「Chatons Orphelins Montreal」に助けを求めました。
重い病気を患って
チュークと名づけられた子猫は、レスキュー団体に引き取られ、動物病院で専門家の診察を受けることに。
スタッフのセリーヌさんは語ります。
チュークの寿命は、わずか数ヵ月から数年ほど。
重度の心臓病のため、毎日欠かさず薬を飲まなければなりません。
里親ファミリーとの生活にも、すぐに慣れることができたチューク。
健康がすぐれないにもかかわらず、彼はとても愛想がよく、いつものどをゴロゴロ鳴らしているのだとか。
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ついに「生涯のお家」が見つかった
スタッフたちは、チュークがふさわしい家族に出会えるよう願いながら、Facebookに彼のことを投稿します。
そんなある日、とある家族が彼に会いにきてくれました。
彼らはひと目でチュークのことが気に入り…
子猫のほうも「優しい家族」に出会えたことを理解したようです。
その日のうちに彼は引き取られ、ノエルという新しい名前をもらいました。
どうかこれからも幸福な日々を積み重ねていけるよう、心から願ってやみません。
(参照:LoveMeow)