凍てつくような寒さの中、ひとりぼっちでいるところを発見された野良猫のノエル。
ロサンゼルスの動物保護シェルターに保護された彼女ですが、後に動物レスキュー団体「Alley Cat Recue」に引き取られることになります。
スタッフいわく…
小さな子猫は、24時間付きっきりでケアをしなければなりません。
しかし、保護シェルターには、彼女を受け入れる余裕がありませんでした。
寂しくてたまらない
ノエルは極度の寂しがり屋で、ひとりっきりになるのを嫌がるのだとか。
ひっきりなしに声をあげ、抱っこしてもらえるまで鳴きやみません。
そんな姿を見たスタッフは、彼女に「ぴったりのお相手」がいることを思い出しました。
野良猫だったところを助けられた、保護猫のハロウ。
もうおじいちゃんですが、小さな猫のお世話をするのがとても上手です。
そして、2匹を引き合わせてみると…
ノエルはぴたりと鳴きやみ、嬉しそうにのどをゴロゴロと鳴らしはじめました。
以来、子猫はおじいちゃん猫にべったり。
どうやらハロウの出す大きなのどの音が、彼女を落ち着かせるようです。
お昼寝をするときには、彼の被毛に鼻をすり寄せて眠ります。
おじいちゃん猫のほうもノエルが気に入ったようで…
ちょっとでも彼女が鳴こうものなら、どこにいようとも駆けつけるそう。
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運命の出会い
大好きなおじいちゃんと毎日一緒に過ごすことで、心が満たされたのでしょうか。
まもなくノエルは、むやみやたらに鳴き声をあげなくなったといいます。
寒くて辛かった日々も、寂しくてたまらなかった日々も、もう過去のこと。
これからは愛にあふれる家族のもと、幸せいっぱいの暮らしを送っていくことでしょう(*´∀`*)