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兄は2本、妹は3本しか足がない子猫の兄妹。同じ苦労を抱えた2匹は、互いを想い合いながらグングンと成長していき…

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マサチューセッツ州サレムにある動物保護シェルター「The Odd Cats Sanctuary」に、2匹の子猫が保護されました。

 
それぞれの足は、お兄ちゃんのファービーが2本、妹のモンローも3本しかありません。

 
団体創設者のタラさんは語ります。

2匹とも前足が多指症で、後ろ足が欠けています。

シェルターにやってきたときには、とても怯えた様子でした。

支え合うふたり

妹のそばを離れないファービーと、お兄ちゃんを慰め続けるモンロー。

 
しばらくして、ようやく安全を確信できた2匹は、遊びながら行動範囲を広げていきました。

 
後ろ足が欠けているにもかかわらず、彼らはふつうの猫たちと同じよう動き回ります。

いたずらっ子で好奇心旺盛なファービーは、前足を上手に使って部屋の中を歩き、妹の後を追いかけるのだとか。

 
モンローはお兄ちゃんのお世話をよくし、ひとりぼっちで寂しい思いをしていないか、いつも気にかけています。

彼らはなにをするのも、いつも一緒です。

四六時中、一緒にいるんですよ。

彼らを引き離すことは、不可能です。

関連:人間を警戒して、なかなか心を開こうとしない子猫。それでも毎日ご飯を用意して接し続けると、少しずつ距離が縮まって…

いつまでも一緒に

もう少し大きくなったら、「生涯のお家」探しがはじまります。

 
難しいことかも知れませんが…

それでも、2匹揃って引き取ってくれる方が現れるよう、願わずにはいられません。

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