カリフォルニアのノースサンディエゴ群に本拠地を置く動物レスキュー団体「Love Your Feral Felines」に、1本の救助要請の連絡が入ります。
前足が外側に広がってしまい、歩けない野良猫が1匹発見されたのだとか。
子猫は前足に力が入らず、まったく動かせません。
すぐに動物病院に連れていき、治療を施す必要がありました。
難病の子猫
診察の結果、子猫は「スイマー症候群」と呼ばれる珍しい発達異常を患っていることが判明。
幸運にも、まだ若くて体に柔軟性があったため、治療後の病状の経過は良好でした。
その後、リトルマーメイド2の主人公にあやかり、メロディと名づけられた彼女は…
歩行能力を回復させるために前足を包帯で固定され、毎日ストレッチと歩行練習に励みます。
その甲斐あって、メロディを引き取った里親ボランティアのヘザーさんいわく…
ある夜、メロディの様子を見にいったんです。
本当に驚きましたよ!
彼女はほかの保護猫たちと一緒に家の中を走ったり、飛び跳ねたりして遊んでいました。
やがて包帯も外れ、メロディはすっかり元気になったメロディ。
右足はまだ変形している状態ですが、左足は完璧に直りました。
足が横に傾いているので、まるでモデルがポーズを取っているみたい。
わたしたちは、「おしゃれな足ね」なんて言い合っています。
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優しさがもたらした奇跡
今では普通の子猫のように、歩いたり走ったりするのはもちろん、ジャンプだって上手にできます。
適切な医療ケアと手厚い看護を受けることができたおかげで、メロディの人生は大きく変わりました。
難病の子猫でもけっして見捨てず、全力で助けようと努める人々へ、改めて心からの拍手を送りたいですね。