今から20年以上前、クロアチアに住むボキッチさんは、ハンターに撃たれ重傷を負ったメスのコウノトリ・マレーナを保護しました。
自身も妻に先立たれていた彼は、マレーナの孤独に共感し…
第二の人生を楽しんでもらいたいと、自宅の屋根の上に巣を作ってあげます。
そんなある日、彼女のもとに、オスのコウノトリ・クレペタンがやってきました。
たちまち恋に落ちた2羽。
しかし…
幸せな日々がすぐに終わってしまうことは、誰の目にも明らかでした。
The lovebirds Malena & Klapetan
本来、渡り鳥であるコウノトリは、夏の終わりを迎えると遠く南アフリカへと移動します。
それはクレペタンにとっても例外ではなく…
この場所を離れることができないマレーナを置いて、彼は飛び立ってしまいました。
Malena
悲しい結末。
かと、思われたのですが
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次の春、はるか13000kmの距離を飛び越えて…
なんとクレペタンは、愛する恋人のもとに帰ってきたのです!
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たとえ遠距離恋愛でも
さらに翌年も、そのまた次の年も、彼は「里帰り」を続け…
マレーナとともに、現在に至るまで60羽以上もの子どもたちを育ててきたといいます。
「遠距離恋愛」を見事に続ける2羽。
私たち人間も、お手本にしたいものですね(*´艸`*)
(参照:boredpanda)