ある日、近所の公園に犬の散歩に出かけたまりもん (marimon0703__)さんは、1匹の子猫を発見しました。
付近に母親の姿は見当たらず、どうやら捨てられてしまったようです。
子猫は生後1カ月半くらいで、
風邪をひいていたので抗生物質を投与し、ノミの除去を行いました。
寂しがりの子猫
保護されて最初の数日間は、ベビーサークルの中で過ごしていた子猫ですが…
ひとりぼっちになるのを嫌がり、夜になると鳴き声を上げ始めます。
『もしかするとはぐれた兄弟がいて、彼らを恋しがって鳴いているのかもしれない』
居ても立ってもいられなくなったまりもんさんが、兄弟を探しに公園へ向かったところ…
予想通り、園内の藪の中で、さらに2匹の子猫が見つかりました!
最初に保護した子と同じく彼らも風邪をひいていたため、動物病院を訪れて必要な医療処置を施します。
そうして3日後、ついに再会を果たした子猫の兄弟たち。
それぞれカイ君、フウ君、ソウ君と名づけられた彼らは…
先輩猫たちから猫らしく生きる術を教えられ、すくすくと育っていきました。
とくに先輩猫のソルパパとキナコは、毛づくろいをしてあげるなど甲斐甲斐しくお世話を焼いてくれるのだとか。
成長するにつれて、それぞれに素敵な個性も出てきているようです。
フウ君は人間が好きで、よく肩に乗ってきます。
逆に、カイ君とソウ君は猫のお友だちと遊ぶほうが好きみたい。
関連:病気で片目を摘出する必要があった子猫。病院から帰ってくると、以前にも増して「甘えん坊」な性格になっていた!
いつも一緒
兄弟たちの絆は、ますます強くなっていきました。
何をするのもいつも一緒の3匹は、お互いのそばを離れようとはしません。
優しい人に助けられて、彼らの人生は大きく変わりました。
これから先もずっと3匹そろって仲良く暮らせるよう、心から願っています。