ある日の早朝、イギリス・ハダースフィールドに住むジョディさんは、子猫の鳴き声で目を覚ましました。
庭に出てみると…
そこには助けを求めて鳴く、小さなトラ柄の猫の姿が。
彼女の目は感染症を起こして開くこともできず、鼻はかさぶたで覆われていました。
子猫はジョディさんが近づいて来た音を聞きつけたのか、もっと大きな声で鳴きながら、まっすぐ歩み寄って来て…
優しく触れられると、落ち着きを取り戻したのか喉を鳴らし始めました。
彼女はとっても小さく…
凍えていたので、抱き上げて家の中へと連れて行ったんです。
安楽死を勧められるも…
ジョディさんは子猫を職場へと連れて行き、冷えた体を温め続けました。
そして、お昼休憩の際に獣医師の元を訪れましたが…
生後5週程度の子猫は、酷い猫インフルエンザにかかっており、安楽死させるべきだと言われたんです。
しかし、私にはできませんでした…。
腕に抱いた彼女の生きる意志を感じ取り、家へと連れ帰ったジョディさん。
その後1週間は2時間おきの授乳スケジュールをこなし、抗生剤や目薬で治療を続けます。
それから、さらに1週間後
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そこには、すっかり元気を取り戻した子猫の姿がありました!
息をするだけで苦しそうだった子猫は、見事に回復を遂げ、体重は2倍に。
いくつもの治療と、そして何より愛の力で…
彼女は、元気いっぱいの子猫に生まれ変わったんです。
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救われた命の輝き
やがて子猫にも生涯のお家が見つかり、新たに家族となった先輩猫とも仲良く過ごしているそう。
彼女がこれからもすくすくと育ってくれることを、心から願っています。
(参照:LoveMeow)