夫婦で里親ボランティアをしているサラさんとリックさんは、インディアナ州エルクハートで保護された野良猫たちを預かることになりました。
4匹がうちに来たのは、助けられてから2-3週間ほど経った頃でした。
私たちは、とにかく彼らに心を奪われてしまったんです。
生後8週間ほどの4匹の子猫は、それぞれロージー、バイオレット、レオ、フィンと名付けられました。
まだ幼い彼らは、サラさん夫婦にとにかく懐いて離れなかったのだとか。
どうやら、最初からその家に住み続ける気マンマンだったようです(笑)
子猫たちの猛攻
旦那さんは、その魅力にあえなくお手上げ。
夫は、自分は彼らに買収されたんだ、なんて言ってましたね。
最初の数日で、もう手放せないほど好きになってしまった、と。
それでもサラさんは、健康に育てて送り出すまでが里親の義務だ、となかなか譲りません。
この件に関しては、旦那よりも私のほうが頑固でしたね。
里親というのは、あくまで子猫を無事に育てるだけのものなんです。
しかし…
やがて運命のときが訪れます。
その日は、体調が悪くなって仕事を早退したんです。
家のベッドで横になっていると、4匹がみんな近くまで寄り添ってきてくれたんですよ。
特にレオは、顔の傍にまで来て、そのまま眠ってしまったんですが…
それが、もう可愛くて仕方なくって。
まるで、サラさんの具合が悪いことを理解して、癒そうとするかのようにのどを鳴らし続けた子猫たち。
その様子に、とうとうサラさんの決心も覆されてしまったようです。
ロージーは、赤ん坊のように抱っこしても文句を言いません。
フィンはネズミのおもちゃと追いかけっこするのが大好きだし、ヴァイオレットはやんちゃな暴れん坊。
彼らは、みんな違う性格と魅力の持ち主です。
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幸せな大家族に
サラさんは語ります。
実は、里親のボランティアを始めたときにひそかな夢があったんです。
こうして腕いっぱいに猫を抱っこして写真を撮りたい、って。
見事に里親夫婦をくどき落とした4匹の子猫。
これからも飼い主を魅了し続け、みんなで幸せ暮らしていくに違いありません。
(参照:Love Meow)