陣内 (@JINNAI_)さんが投稿した、『地方都市の映画館の実情』を巡る呟きに注目が集まっています。
地方でシネコン経営してる会社の事業報告書に目を通してるんだけど、つらい。毎期3,000万円前後の赤字を、所有不動産の賃貸で得た利益で穴埋めしてる……つらい。
映画館で映画を観る文化を地方都市で維持するのには、これくらい費用かかるんだな……。— 陣内 (@JINNAI_) 2019年10月27日
「3000万円前後の赤字」…!?(((;゚Д゚)))
ネットの隆盛
そんな状況が毎年ともなれば…
いくら志があったとしても、存続はかないません。
……実は明後日30日に、この○○興業株式会社さんの定期株主総会があるんだけど、ツイートがお目に触れてしまっていそうで行くのちょっと怖いw
90年近く、地元を「映画の町」として文化的にも商業的にも支えてくれた会社さんです。
来年2月に閉館決定しています。
遂に市内から、映画館が消えます。— 陣内 (@JINNAI_) 2019年10月28日
単純に、映画を見るお金が高いんですよね。収入が低い地方では、映画を観に行くために何度もお金を使えない経済背景もあるかと。
ネットで定額制のhuluとかに入って見たほうが安上がりですしね。— 霧雨 (@kirisa_me) 2019年10月27日
お客さんを呼び込み、経営を立て直し、『芸術』を守るために何ができるか。
一つの企業のみならず、社会全体で考えなければならない問題だと思います。
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みんなの反応
●おそらくうちの地元の映画館ですね。シニアの皆様はよく通われてたみたいですが、やはりそれだけじゃ厳しかったんですね。経年の割には綺麗にされてて、人気作品も割と気楽に観れてよかったんですが…。レイトショーでコナンの最初の映画を女4人だけで貸切状態で観たのは思い出です
●確かに定額制動画サービスの普及により新作でも少し待てば自宅で観られる環境が整ってきたのは影響ありそうですね。映画館で観るメリット…大きな画面と優れた音響ぐらいしか思い浮かびません。逆にうるさい他人や感染症リスク、自由に離席できない拘束といったデメリットが思い浮かびます
●前に映画好きの講座の仲間で外務省にお勤めの男性がいて、フランスだったかな。「映画館行っても安いよ。日本もワンコイン500円で気軽に観れる仕組みをつくればいいのに」って言ってた。フランスは金は出すけど口は出さない補助金で文化を守ってるらしい。映画館にも補助金を
深く考えさせられる呟きに、他のユーザーたちからも称賛の声が沸き起こっていました!