とあるユーザーが発した、「子ども時代の性犯罪被害」を巡る呟きを受けて…
吟味するスタンス (@outdated22)さんは以前、こんなツイートを投稿しました。
私のことを「女性に過剰に配慮する愚かな男」と呼ぶユーザーには何度も出くわしたが、この一連のツイートを見ると、自分は間違っていないと確信する。
性犯罪を犯していない、犯そうとも思わない大多数の男が、どうして女性に遠慮しなければならないのか?答えは簡単で、それが唯一の救いの道だから。 https://t.co/TKZLfu8INa— 吟味するスタンス(月曜日から国民を守る党) (@outdated22) 2018年3月2日
男女平等の社会とは、「性別にかかわらず、誰もが自己責任で事をなす社会」ではなく、「性別にかかわらず、誰もが安心して生活できる社会」です。
上記のような意識を持った男性の存在は、女性にとって非常に頼もしく思えるに違いありません。
「一声」の大切さ
また、上記のツイートを目にしたnanatea (@nanatea)さんも、賛同意見として自身の体験談を綴りました。
これを読んで高校生の時、「バン」に「怪我してる人がいるんで見てください」と声をかけられ無理やり男性のグループに引きずり込まれそうになった時、通りがかった中年の男性が「俺の娘になんか用事でもあんのか!」と助けてくれた事を思い出した。あの時彼がいなければ私は殺されていたかも知れない。 https://t.co/Abcv0hgXp0
— 💃🏼💃🏼Alpaca🕺🏼🕺🏼 (@nanatea) 2018年3月2日
彼は父ではなく通りすがりの男性だが彼は必死の勇気を振り絞って見知らぬ私のために父親のフリまでして助けてくれた。彼は女性に必要以上の配慮をする男性じゃなく、良心と勇気を持った素晴らしい男性だと今でも思ってる。
— 💃🏼💃🏼Alpaca🕺🏼🕺🏼 (@nanatea) 2018年3月2日
「男性の存在」は、男性の暴力行為に対して即時的な抑止力となりうる。
だからこそ、とっさに声を上げることが、誰かの未来、ひいては命を救うことにつながる。
卑劣な犯罪者たちに立ち向かうには、皆でこの認識を正しく共有することが大切です。
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みんなの反応
●男性全員がおかしいなんて思ってないけど、一定数おかしいやつがいるのは確かであって、男性はそこを理解してほしいし、その危険から守る社会であってほしいな
●暴行を受けた女性は男性と関わる事が苦しくなり、世の男性皆がそうじゃないと分かるから余計苦しいはずです。そんな中で配慮してくださる男性に出逢える事は、この上ない幸せだと思います。きっとこのツイートで心が救われる女性は沢山います
●性暴力は女性の人生を変える。大事なのは女性が身を守る事でなく、我々男性の中で性暴力を加える男性を毅然として非難すること。これは完全に男性の問題である
共同体の中で貫くべき「正義」について、改めて考えさせられる一幕でした。