動物保護団体「Critteraid Animal Sanctuary」に、1件の救助要請の連絡が入りました。
聞けば、とある農場の離れにある建物内で、母親のいない3匹の新生児の子猫が見つかったとのこと。
スタッフがただちに保護に向かいましたが、残念ながら命を取り留めることができたのは1匹でした。
里親になったダニカさんは、当時のことを振り返ってこう語ります。
生まれてから最初の数日は、母乳からの栄養がとても重要で…
母親からミルクを与えられなかった彼らは、すっかり弱り切っていたのです。
おもしろいクセ
メイジーと名付けられた子猫は、小さいながらも、たくましい生命力と旺盛な食欲を併せ持っていました。
また、彼女のご飯の食べ方はとてもユニークで…
時間になると走ってきて、食べ物の中に飛び込み、その上に乗ってガツガツと食事をするのだそうです。
いろんなお皿や容器で試してみたんですが、
彼女のクセは一向に直りませんでした。
いつも食べ物の中にダイブして、ご飯を食べるんです。
大きくなるにつれ、どんどん人懐っこくなっていったメイジー。
いつも抱っこを要求してきて、決して「ノー」とは言わせません。
ほかの子猫と遊ばせようとしても、まったく興味を示さず、人間と一緒にいたがり…
里親パパが電話をしているときなんて、なんとか気を引こうと必死になるのだとか。
そんな日々を経て…
やがて彼女にも、「生涯のお家」が見つかりました。
動物が大好きな夫婦のお家に、家族として迎え入れられることになったのです。
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いつまでも甘えん坊
新しいお家で「パイパー」という名前をもらった彼女。
環境は変われど、甘えん坊なところは今でも変わらず…
ママがトイレに行くとき以外は、その膝の上で過ごしているそう(*´艸`*)
辛い過去を乗り越え、幸せを掴んだ子猫。
どうかこの先も、飼い猫としての生活を思う存分満喫していってほしいですね。