ある日、動物保護団体「Shuswap Paws Rescue Society」に、野良猫を保護してほしいという依頼が入ります。
さっそくスタッフのバーバラさんが現場に向かうと…
母親と思わしき猫が、すごい勢いで納屋から飛び出していきました。
そして
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ガリガリにやせ細った子猫たちがいたんです。
母親猫を捕まえるための仕掛けを設置した後、彼らは子猫を連れていったん引き返すことにしました。
子猫と母猫の再会
施設に到着した子猫たちは、身体をきれいにしてもらい…
寄生虫の駆除や感染症の治療など、適切なケアを受けます。
やがて元気になった子猫たちは、生涯のお家を見つける準備をするため、一時的に里親ボランディアに預けられました。
それから10日後、無事に保護された母猫が、施設にやってきました。
アンバーと名づけられた彼女は、同じ部屋にいた子猫を見るや否や、彼らに走り寄りましたが…
我が子ではないと気づいて、大きな声で鳴きはじめます。
彼女の悲しそうな様子を見たバーバラさんは、すでに里親ファミリーと暮らしていた子猫たちを呼び戻すことに。
そして、待望の瞬間
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その姿を見るなり、アンバーはキャリーケースから飛び出して彼らの鼻にキスをし、愛おしそうに1匹ずつ毛づくろいをはじめたといいます。
保護以降はじめて、家族揃って食事もすることができました。
スタッフたちの思いやりにより子猫たちと再会できて、アンバーの不安も解消されたことでしょう。
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幸せになる準備
猫の家族は、もう飢えや寒さを経験することはありません。
準備が整い次第、新しいお家に引き取られる予定です。
彼らにピッタリのお家が見つかって、幸せに暮らしていってくれることを祈ります。