アメリカ・カリフォルニア州のとあるペット用品店にやってきた一人の女性。
クーポンを車に取りに行く間、この子を抱いていて欲しい。
彼女はお店のマネージャー・ギルバートさんにそう頼むと、連れてきた小さな子猫を預け、外へ出て行きます。
そして…
女性はそのまま戻りませんでした。
子猫は、捨てられてしまったのです。
ヒゲが大好き
ギルバートさんが抱いている間、まるで母猫の感触を思い出すかのように、ずっとヒゲにすり寄ってきたという子猫。
どかしてもどかしても、戻ってきてしまって…
顎の下が相当快適だったのか、ずっと喉を鳴らしていました。
その後、保護団体the Cat House on the Kingsに引き取られた彼女は、ギリーと名付けられました。
お風呂に入れてあげると、三毛模様もきれいにわかるように。
里親となったマーガレットさんいわく…
はじめのうちはシャイだったけれど…
お風呂とご飯の後は、だいぶ良くなったみたい。
別の預かり猫・チンチンともすぐに仲良くなりました。
少し年上の彼に置いて行かれないよう、おませなギリーはその後を頑張って追いかけていたと言います(*´∀`*)
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ちいさな命を救う人々
ギリーを保護したギルバートさんは、いつか彼女に会いに行きたいと語りました。
この出来事で、希望をもらいました。
保護団体や、預かりボランティアの協力を得て…
置き去りにされて、忘れられてしまうような無力な生き物を救うことができるんです。
不幸を経験するも、たくさんの優しさに支えられ、元気に育ったギリー。
小さな命を救うべく奮闘した人々へ、改めて拍手を送らずにはいられません。
(参照:LoveMeow)