兄弟と一緒にいるところを保護された野良犬のラナは、その後めでたく、スーザン・シャムレッフェルさん宅へと招き入れられました。
以来、彼女は飼い犬として、新たな生活を歩み始めていたのですが…。
忘れられない
外が寒くなってきたある日のこと。
スーザンさんはラナに1枚の毛布をあげます。
そして翌朝、庭へ様子を見に行くと
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彼女は、フェンスの外にいた1匹の野良犬と…
「自分の毛布を分け合っていた」のです。
以来スーザンさんは家の近くで野良犬の姿を見かけるようになりましたが、近づくだけで逃げ出してしまうため、せめてもと水と食料を置き与えたそう。
彼にとっては、同じ境遇にいたことのあるラナだけが心を許せる相手であり…
ラナにとっても、未だに彼は大切な仲間なのでしょう。
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動物たちが持つ優しさ
スーザンさんは語ります。
ラナは今まで出会った中でも、一番優しい子だわ。
私たちは、誰かの人生を変えられる。
忘れがちになってしまう大切なことを、彼女が思い出させてくれるの。
異なる環境に身を置いた今もなお、友達を想い続けるラナ。
その姿に、強く心を打たれました。
(参照:boredpanda)