ニッカポッカノート (@punirock)さんは以前、小学生時代の担任の先生を巡って、こんな呟きを投稿しました。
学校の先生の能力って話が出ると、私の小学校5,6年時の担当の先生を思い出す。他のクラスでは行なってないのに、毎日10分間のミニテストをして、定期テスト前に子ども自身に目標を立てさせ計画を立てるよう指導してた。今思えば、毎日テストを作り採点するのも、子供一人一人が作った計画表を
— ニッカポッカノート (@punirock) 2017年7月12日
チェックし、実行するように個別に指導するのは、並大抵の手間ではなかっただろう。でも、先生の性格が粗いこともあって、余計なことをさせると、子供からも親からも人気はなかった。私自身もいい印象はなく、親にブーブー文句を言っていた。そして、月日は経ち、中学生になり高校受験を向かえた。
— ニッカポッカノート (@punirock) 2017年7月12日
田舎の学校なので、まぁ、学力は低いのだけど、私の学年では進学校に進んだ子が多かった。しかも、進学校に進んだ子のうち、小学校5,6年の時に同じクラスだった子が半数以上だった。私はこのことに気づかなかったけど、近所の同級生の親がたまたま教育関係の人で、各親に聞いて廻ったらしい。
— ニッカポッカノート (@punirock) 2017年7月12日
すると、小学校5,6年の時に無理やりやらされた、「目標を決め計画を立てて実行する」これを続けていた、などこれ以外でも小学校5,6年の時の経験が良かったのでは?と答えたらしい。私自身も計画表を立ててたけど、それが小学校5,6年の先生のおかげだったとはすっかり忘れていた。
— ニッカポッカノート (@punirock) 2017年7月12日
親からも子からも不評だったその先生はずっと立場なかったらしい。新任で担当した私たちの高校入試の成績を、聞いて廻った教育関係者が「君がやったことは間違ってなかったね。結果が出たね」と伝えたら、男泣きしたらしい。
— ニッカポッカノート (@punirock) 2017年7月12日
子どもたちに嫌われ、自らも相当な苦労を負いながら行い続けた「毎日10分間のミニテスト」。
先生のたゆまぬ努力は、確かな成果を生んでいたんですね。
正しい教育とは
教育現場に対し、何かと厳しい目が注がれている現代。
もちろん高校入試だけが指標ではないけど、4,5年たって、結果がでる教育もある。もしかしたら、4,5年は短いかもしれない。教育結果には時間差があるんだ、と実感を持って思う。
先生の能力はテストで計れるのか?誰がどう判断するのか?— ニッカポッカノート (@punirock) 2017年7月12日
今回のエピソードを普遍的な正解と呼ぶのは難しいかもしれませんが…
少なくとも「こうした事例がある」ということは、より多くの人に知られてしかるべきだと感じます。
関連:『私は、自分のクラスの子を児相に通告した』 とある小学校教員の話
みんなの反応
●結局、すぐに応えなんかでないのが本当の教育なのか…信じて進もう
●大目標を達成するのは小さな目標達成の積み重ね。という良い例
●小学校5-6年って物心つき始めてるし、上級生的な立場になるし、その時期の担任の教師は本当にその後の児童の人生に大きな影響を与えると思う。幸い自分の場合、小学校5-6年の担任の先生は当時29才ぐらいと若かったけど、振り返ってみても一番素晴らしい先生だった
深く考えさせられるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。