中学校教師のねむりねこ (@tiwVBGCiHy8bTMv)さんが投稿した、「合唱コンクール」を巡る呟きに注目が集まっています。
保護者から電話。
秋の合唱コンで伴奏をやらせないでくれ。
夏休みは勉強させたい。
伴奏の練習は負担が大きいって。本人もやりたがらない。
でも、ピアノが弾けるのはクラスに一人ずつ。
担任は困り果ててる。こんな家庭の教育力に頼ってる行事。
その保護者が拒否するなら廃止でいいのに。— ねむりねこ (@tiwVBGCiHy8bTMv) 2019年7月8日
「家庭の教育力に頼っている行事」…!!
言われてみれば、たしかにそのとおりですね。
「生演奏」の意味
リプライ欄には、コンクールの存続以前に『そもそもなぜ生演奏でなければならないのか』という疑問の声も。
娘は習っているので当たり前のように伴奏が来ます。
本人楽しげなので別にいいのですが、他の学年は大変そうにしてます。
伴奏のためにピアノ教室の先生に別レッスンしてもらった子もいるらしい…
習っていると言っても「ただ弾くのが好き」「親に習わされてる」「本気レベル」など色々ですしね…— 琥珀 (@kohakutan777) 2019年7月9日
音楽教師が伴奏すればいいだけでは?必ずしもクラスにピアノできる子がいるとは限らない少子化時代。合唱は確かに集団を育てるにはいい行事。CDもあるので、簡単に廃止にはしない方がとは思います。
— 一休さ〜ん (@iqsan630) 2019年7月8日
生演奏でなければならず、習い事頼みみたいな形なら、確かに廃止も考えるべきかもしれません。
勤務校では、ピアノ弾ける生徒がクラスにいない場合や、伴奏者が当日休むことも想定し、CD使用の用意もしています。練習のときも、CD使用しています。— ノラicoma (@Noricom5) 2019年7月8日
伴奏ではなく歌での参加となれば、保護者たちの意見も変わってくることでしょう。
クラスの中で一人の生徒だけに多大な負担を課すような構造は、やはり見直さなければなりません。
関連:『私に先生は無理』 とある中学で、教育実習生が命じられた「朝一の仕事」は…
みんなの反応
●音楽の先生が全部弾けばいいと思います。伴奏練習がうまくいかなくて不登校になった子もいました
●ピアノなんか「先生がやればいいじゃないの?」と言うと、先生も「これ以上仕事増やさないでくれ」と言うんだから、やめたらいいじゃない
●もう合唱コンを見込んでクラス編成の段階で誰がピアノが弾けるか割り振るんです。絶対に引き受けるだろうことを前提にクラスに最低1人ずつ。私はそういったことが嫌で教師を辞めました
考えさせられるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。