ジェイミーさんは、ロサンゼルスの自宅近くで、子猫の鳴き声を耳にしました。
どこからともなく聞こえるその音は、日を追うごと大きくなっていきます。
異変を察したジェイミーさんが、声の主を探すと
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彼は独りぼっちで、ひどく狼狽しているようでした。
「新たな家族」を探して…
ジェイミーさんは、友人のアンジェリカさんと、その恋人のアーロンさんに子猫を預けます。
とても幼く、まだ生後数週間といったところ。
それまで子猫を育てた経験がなかったアーロンさんは…
生まれて間もない子猫の面倒をみることが、どれだけ大変か分かりました。
里親や動物保護活動の人たちは、これをずっとやっているんだと思うと、心底尊敬します。
その後、仕事の都合もあって長く子猫を預かることが出来なかった2人は、里親のボランティアを行っていたアシュリーさんにバトンを渡しました。
独りぼっちの彼にとって、仲間を作ることは大切だろうと思って、受け入れを決めました。
バーソロミューと名づけられた子猫。
同年代の猫と比べても、半分ほどのサイズしかありませんでしたが…
彼はその小さな体におさまりきらない程、大きな好奇心を持ち合わせていました。
私の体で、彼の肉球に踏まれていない場所はないってくらい。
やんちゃで人懐っこく、勇敢な性格のバーソロミューは、新しい飼い主のアシュリーさんや他の子猫ともすぐに仲良くなってしまいました。
新しい家に迎えられた数日後には、他の子猫と一緒になって、家中を冒険していたといいます。
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ついに手に入れた幸せ
さらに食欲も凄まじく、ご飯の時間はいっつも大興奮!
アシュリーさんの手にしがみついて、哺乳瓶を離そうとしません(*´ω`*)
ベランダの階段で途方に暮れていた頃とは比べられないくらいに、賑やかで満ち足りた生活。
親切な人々の手から手へと託されて…独りぼっちだったバーソロミューには、今や新しい家族ができました。
心細さに鳴き続けるような日々は、きっともう来ないでしょう。
これからも彼が、幸せでありますように!(´-ω-人)