白とオレンジの毛色のダニー(10才)と、シンガプーラと呼ばれる品種のサンディ(5歳)。
飼い主の方が亡くなってしまい、保護施設へと引き取られた2匹は…
見知らぬ環境に戸惑い、怯えながら互いに寄り添い合っていました。
特に臆病なサンディは、ダニーにぴったりとくっつき、離れようとしません。
そんな彼らに救いの手を差し伸べたのが、里親探しのボランティアを行っていたジャクリーンさん。
もういちど人間の元で暮らせるように、彼らを引き取って必要なケアを施します。
大きな猫用のベッドで、彼らはいつも添い寝していて…
私が部屋に入ると、サンディはダニーの体に隠れるようにして顔をうずめて、ダニーもサンディを守るかのようにじっと見つめるんです。
加えて、問題は精神的なものだけではありませんでした。
サンディも、心臓の音に雑音が混じっていたんです。
かつての家と飼い主を失い、身も心もボロボロだった2匹。
それでもジャクリーンさんは、懸命にケアを続けました。
そしてダニーとサンディもまた、彼女の愛情に応えるように、少しずつ心を開いていったのです。
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撫でてあげると、こっちの手を舐めたり、キスするようにまでなったんです。
鼻の上をさすると、ゴロゴロと気持ちよさそうに鳴くんですよ。
サンディは、まだちょっぴりシャイなままですが…
それでもダニーが近くにいるときは、ベッドの外側を少しずつ探検するくらいには成長したそう(*´∀`*)
鳴き声も、とっても可愛くて。
体重は5ポンドしかないし、今まで会ってきた大人の猫のなかでも一番小さい子ですね。
新生活に慣れても、2匹の仲の良さは変わらず。
どうか彼らを一緒に可愛がってくれる、素敵な里親が見つかるといいですね(*´∀`*)