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一人ぼっちで、いつも寂しそうな子猫。そこで優しい「兄姉」を連れてきた結果?

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ラスベガスの保護施設で、1匹の子猫を見かけた保護ボランティアのニッキー・マルチネスさん。

 
小さな三毛猫は、なぜか自力で立てないほどに元気がなく…

その原因も不明なため、新しい家族を探すことができません。

 
ニッキーさんは少しでも落ち着ける環境で様子を見るため、彼女を自宅へと連れ帰ることにしました。

 
ホイットニーと名付けられた子猫はとても弱々しく、寝返りをうつのにも苦労していたといいます。

小脳に障害があるのではないかと考えていました。

何度も転び、立ち上がるのにとても苦労していたからです。

 
しかし、無機質なケージから愛情あふれる素敵な部屋へと移されるやいなや…

彼女はみるみる元気を取り戻していきました。

前足を少し引きずっていますが、ベッドやトイレ、フードボウルにも自分で歩いていけるようになりました。

そうした障害すら、ホイットニーにとってはチャームポイントの一つです。

 
とはいえ…

孤独な心はまだ満たされないまま。

いくら一対一で過ごしても、少し離れただけで絶え間なく鳴き続けました。

 
「彼女を精神的に支えてくれる家族が必要だ」

そこでニッキーさんの頭に浮かんだのが、ピッコリーノとバンビーナでした。

彼らもまた、ニッキーさんが命を救った兄姉猫です。

 
引き合わせてすぐ、3匹はまるで生まれた時から家族だったかのように一緒に遊び始めました。

彼らと一緒にいることは心の安定のためだけでなく…

身体のリハビリにもなってくれるでしょう。

 
事実、何日かするとホイットニーはあまりよろけなくなり、足腰もだいぶ強くなった様子でした。

関連:2匹の子猫を連れた母猫を保護。しかし、なぜか彼女は外に出たがり…

 
後ほど獣医の診断により、彼女が患っていたのは“スイマー症候群”だと判明。

これは足が外側に開いてしまう珍しい疾患で、歩く際に少しふらつきますが痛みはなく、生活にも大きな支障は出ないようです。

 
現在も兄姉猫たちとじゃれあいながら、リハビリに励んでいるホイットニー。

ニッキーさんは、強い絆で結ばれた彼らを全員まとめて家族として迎え入れてくれる人が見つかれば…と望んでいます。

 
3匹がこれからもずっと一緒にいられるよう、願うばかりですね。

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